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夫と不倫相手を別れさせたい|家族の為に別れさせ屋工作⑥

依頼人三田さんはご主人から「好きな人ができたから離婚して欲しい。」と

告げられ悩まれていた。

三田さんはその原因は不倫相手である倉持氏であると考え、恨みがましい気持ちを持っていた。

しかし、実際のところ倉持氏は不倫関係を終わらせたいと思っているのに

三田さんのご主人がしがみついている状態であり、倉持氏との関係を継続する為に

三田さんに対して「離婚して欲しい」と告げる事によって、倉持氏への誠意を示そうとしていたと

考えるのが自然である。

倉持氏は彼(三田さんのご主人)から妻に離婚して欲しいと言ったという話を聞いた時

奥さんや娘さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになったと、RISAさんに漏らしている。

そして三田さんのご主人との関係を再考するためにRISAさんは男性との飲み会を

セッティングする事となった。

メンバーはRISAさんと倉持氏の女性陣2名とMASAさん、KENさん、SAIさんの男性陣3名である。

倉持氏の好みのタイプである腹筋が割れていて強そうなタイプの男性をセッティングしたところ

参加男性の一人KENさんと親密な関係になる事ができたのである。

それと比例して倉持氏は三田さんのご主人と会う頻度はどんどん少なくなり

三田さんのご主人は自宅で家族と過ごす時間が増えていったのである。

倉持氏は起床、出勤、昼休み、休憩時間、退社、電車内、自宅到着、入浴前、夕飯時、

就寝前にメールやLINEを送ってくる為、KENさんはその対応に四苦八苦していた。

そろそろ三田さんのご主人を目覚めさせる為の演出をしなければならない時期に

来ていると感じた担当員が依頼人三田さんと打ち合わせを行うことになった。

依頼人三田さんはご主人が家にいる事が多くなってきたので、最初にご来社された時より

表情は明るくなっていた。

現在でも三田さんのご主人は倉持氏に連絡をとり続けていた。

そして倉持氏も三田さんのご主人に対して明確に別れるという話をしていない

状況であった。

RISAさんが聞き出した情報によると、倉持氏は三田さんのご主人に別れ話をしたいが

奥さんに離婚話までしている状況なので、気が引けてしまっているとの事である。

それらを踏まえて倉持氏とKENさんが一緒にいる場面を三田さんのご主人に見てもらう

工作を行うことが決定した。

そして工作当日、KENさんは仕事終わりの倉持氏と待ち合わせをしていた。

三田さんのご主人にも調査員が付いているので行動や位置情報は

逐一KENさんに入るようになっている。

この時、三田さんのご主人は倉持氏が勤務しているデパートに商品の納入に付き添って

来ていた。

倉持氏とKENさんは合流した後、デパート内のレストラン街に行き、食事をする事になった。

三田さんのご主人は地下食品売り場に商品の納入作業をしている。

倉持氏とKENさんは食事を終えて、倉持氏の家で飲もうという話になり

デパートの地下へツマミとなる食材を買いに行くこととなる。

エスカレーターに乗り、地下へ向かう2人はピッタリとくっついていた。

三田さんのご主人はちょうど作業を終えて、バックヤードに向かおうとしている時で

あったが、視界に倉持氏が入り動きが止まる。

表情が笑顔になりかけたが、倉持氏にピッタリくっついている見知らぬ男性が

隣にいるのを見て表情が強ばる。

倉持氏も三田さんのご主人の存在に気が付きKENさんの背中に隠れるように

しながらエスカレータを下りていく。

倉持氏は小声で「あれ前の彼氏・・。」とKENさんに囁く。

KENさんは「ふ~ん。」と気にしてないよという態度の返事をする。

三田さんのご主人は目の前を通り過ぎる二人を黙って見送っていたが

二人の姿が売り場に消えそうになった時に意を決したのか

小走りに近付いていった。

「美鈴・・さん。」と倉持氏に声をかけると、倉持氏はビクッとなりながら

「はい。」と返答する。「ちょっと話せるかな?」と三田さんのご主人が

問いかけると、チラッとKENさんを見て「何も話すことなんかない。」と

突き放すように言う倉持氏。

「こっちにはあるんだけど。」と少し強い口調で言い返す三田さんのご主人。

それを見ていたKENさんは「お前しつこいな、話すことなんかないって言ってんだから

向こうへ行けよ。」ともう少し強い口調で倉持氏を手で抑えながら言う。

「それとも俺も交えて話をするか?」と更に問いかけると、三田さんのご主人は

「それでもいいですよ。私はこの人と一緒になろうと思って妻に離婚の話までしました。

でも最近会ってくれない事が続いておかしいと思っていたら、今日違う男と一緒にいるのを

見てしまったというのが、これまでの経緯です。話したくもなるでしょ?」とKENさんに

これまでの状況を説明し出す三田さんのご主人。

KENさんは「彼女は奥さんと離婚してまで付き合いを続けたくなかったんじゃないの?

いま俺と一緒にいるっていう事と、あなたに話をすることはないという事が事実であり

彼女の今の気持ちなんだよ。ねぇ美鈴。」と倉持氏にも問いかけるように話すKENさん。

それを受けて倉持氏はウンと頷きながら、「あなたに別れるっていうのが怖かったっていうのが

本当の気持ちです。前にも不倫は嫌だから別れたことがあったけど、その気持ちは今でも

続いていて・・・でもあなたは奥さんとの離婚を勝手に進めようとしているし・・・。この際せっかくだから

言うけど、もうあなたとは付き合えないよ。この人(KENさん)がいるからとか関係なく、もう付き合えないよ。

奥さんとお子さんのところに帰ってあげて。」と半泣きになりながら話す倉持氏。

KENさんはそんな倉持氏の肩を抱きながら「よく言えたね。」と背中を摩る。

三田さんのご主人は黙って倉持氏の話を聞いていたが、「・・・わかった。」と微かに聞こえるような声で

返事をしてその場を去っていった。

倉持氏とKENさんはしばらくその場にいたが、気持ちを切り替えて何点かのオツマミと

お酒を買って倉持氏宅で朝まで飲み明かすのであった。

RISAさん情報によるとその日を境に倉持氏に三田さんのご主人からの連絡は

一切来ていないとの事である。

またデパート内でたまに顔を合わせても、お互いに会釈をするぐらいで何もないとの事である。

そして倉持氏は以前から出していた転勤願が認められ、別の支店に異動となった。

これで偶然デパート内で会うこともなくなったのである。

一方、三田さんのご主人は三田さんに軽率に離婚したいと言ったことを心から謝罪した。

三田さんも「元に戻ってくれるなら・・。」とご主人を許したのである。

しかし三田さんの気持ちの中にはご主人に嘘をつかれてしまった事に対して

多少わだかまりが残っていますと正直な気持ちを担当員に話されていた。

そのわだかまりが時間が経つことによって少しずつ溶けていってくれる事を願いつつ

この案件は終了となった。

KENさんは工作終了後2ヶ月ほど倉持氏と交際していたが、倉持氏の異動した店舗が

超繁忙店であった為、彼とはすれ違いを理由に友人関係に戻ることにしたけど

仕事が充実しているから大丈夫と倉持氏はRISAさんに近況報告をしている。

夫と不倫相手を別れさせたい|家族の為に別れさせ屋工作・・・終わり

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