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夫と別れたい・女性工作員による接触開始|別れさせ屋③

依頼人小嶋さんは結婚したばかりの夫と離婚したいと

悩まれている。

小嶋さんは33歳という年齢的にも体力的にも早いうちに

妊娠出産をしたいと考えている。

結婚前はその話を夫も承諾していたにもかかわらず

結婚した後、夫は二人で楽しむ時間を少し持とうと言い出したのである。

もちろん自分の年齢のこと、体力的なことを切々と夫に話したが

夫は「そんなに長い時間じゃないよ、1~2年ぐらいは二人で楽しもうよ。」と

言って、それ以上の話をシャットアウトしてしまうのだった。

こんな気持ちのまま二人で楽しめるわけないのにと思いながら

急速に愛情が無くなっていくのを感じたのだった。

そこで今回の離婚したいケースの別れさせ屋工作のご依頼に

繋がっていくのだった。

前回夫であるゆういち氏の行動パターンを把握する調査(事前調査)を行い、

行動や立ち寄り先情報を得る事ができた。

今回接触を行う工作員はリカさん(27才・元モデル・元陸上選手)という女性スタッフである。

ゆういち氏の一日の平均的な動きは

①自宅→②自宅最寄り駅→③勤務先最寄り駅→④勤務先→⑤取引先→⑥勤務先→⑦勤務先最寄り駅

→⑧自宅最寄駅→⑨自宅となる。

①~③は出勤行動、④~⑥は勤務中、⑦~⑨は退勤行動の3つに分けられる。

前回の調査でゆういち氏は週に1~2回は仕事帰りに、勤務先最寄駅を利用せず

ジャージに着替え、シューズを履き替えて運動を兼ねて3~5駅先までジョギングで向かうのを確認している。

これは天気が晴れていること、残業がないことなどの条件が揃った時に

発動する行動である。

ちなみに、ゆういち氏は学生時代陸上部で長距離走の選手だった事を

依頼人である妻、小嶋さんから伺っている。

18時ゆういち氏勤務先付近にて張り込み開始。

工作員リカさんはナイロン素材のスポーツウェアに着替え

待機場所でストレッチや準備運動をしながら、ゆういち氏が出てくるのを待っていた。

19:27ジャージに着替え、リュックを背負ったゆういち氏が勤務先を出てくる。

勤務先ビル前の広場で軽くストレッチを行う。

19:30ゆういち氏は腕時計のストップウォッチを押して、走り出す。

勤務先近くには皇居があり、ジョギングをしている人が多く行き交っている。

勤務先近くは人が多かった為スローペースだったが、皇居沿いの歩道に入ったところで

ペースを上げてくる。

工作員リカさんは一定の距離を置いて、ゆういち氏を追尾している。

もうすぐ皇居エリアを抜けるというところで、リカさんがゆういち氏を追い抜く。

スピードに乗っていたゆういち氏はリカさんに追い抜かれると、更にペースを上げ

リカさんの背中に迫っていく。

しかしリカさんは涼しい顔でグングンスピードを上げていく。

ペースを乱されたゆういち氏の表情は苦しそうだった。

信号が赤に変わり、リカさんが止まる。

数秒後にゆういち氏がハァハァと肩で息をしながらリカさんに追いつく。

「早いですね、陸上経験者ですか?」とリカさんに話しかけるゆういち氏。

リカさんは「えぇ中学高校大学とずっと陸上部でした。」と笑顔で答える。

「いやぁ私も長距離の選手をやってましたけど、運動不足もあるし、

全然追い付けなかったですよ。もう歳ですかね・・。」と苦笑いしながら

答えるゆういち氏。

ここで信号が青に変わり、二人は並走しながら横断歩道を渡る。

「私も仕事帰りに走るぐらいなので、運動不足ですね。でも前に走っている人が

いたら追い越したくなってしまう性格なので、ついスピードを上げてしまいました。」

と照れ笑いをしながら答えるリカさん。

「いつもどこからどこまで走るんですか?」とゆういち氏が聞いてくる。

「天気がいい日だけですけど勤務先がある丸の内から自宅のある渋谷の方まで

行きますよ。きつくなったら電車に乗っちゃいますけど。」とリカさんは答える。

「へぇ私も渋谷なんですけど、まだ自宅までは走ったことないな。すぐ電車に乗っちゃうし。」

「東京は公園なら走りやすいですけど、皇居周りも排気ガスがきついし、人も多いから

ペースを保つのが難しいですよね。私も走りにくいなって思ったら電車に乗っちゃいますよ。」

と笑顔で返す。

再び目の前の信号が赤に変わる。

「よかったら今度一緒に走りましょうか?」とリカさんが聞くと

「えっ!いいんですか?じゃあ連絡先を交換しましょう。」と言って

その場でLINEとメールアドレスを交換した。

結局二人は渋谷まで走りきった。

「いやぁ、一緒に走る人がいるとペースを保てるし、渋谷まで

あっという間に着いてしまいますね。」と笑顔のゆういち氏。

「そうですね、私もいつもより早いペースで着きました。」と

腕時計を見ながら笑顔で答えるリカさん。

「それじゃ、また走りましょう。連絡しますね。」と言って

リカさんはゆういち氏の元から走り去っていった。

その後ろ姿を見送りながら、ゆういち氏は再び自宅方向へ

走っていった。

その夜、リカさんの携帯電話に「今日はお疲れ様でした。

私は週2回ほど天気がいい日は今日のコースを走っています。

お仕事の都合が合えば、またご一緒しましょうね。」というメッセージが

届いた。

リカさんは「はい、ぜひまた一緒に走りましょう。」と速やかに返信して

その日の工作を終了する。

ゆういち氏は3日に1回ほどのペースでリカさんにLINEを送るようになった。

最初はジョギングのお誘いメッセージだったので、何回か一緒に走った。

その内、LINEの内容がリカさんのプライベートのことを聞きたいという内容に変わっていった。

次回、夫と別れたい|別れさせ屋工作④へ・・続く。

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