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離婚したい・心無い夫から解放されたい|別れさせ屋工作①

「離婚したいんです・・。」

ミッションエージェント本社内の応接室には相談員と

女性の相談者様が向かい合わせで座っていた。

ほんの10分程前に弊社を訪れたこの女性の表情は

緊張しているのかカーディガンのボタンを一つずつ掛け違えていた。

相談員は、カーディガンを見て見ぬふりをしながら

その女性を応接室に通した。

お名前は藤野ようこさん(仮名・40才・飲食店勤務・既婚者・子供2人)という

女性である。

相談員は藤野さんの緊張をほぐす為に、本題とは別の話題をしながら

藤野さんの心の準備ができるのを待つことにした。

10分程話した頃、藤野さんは急に「離婚したいんです・・。」という冒頭の発言をしたのだった。

相談員は黙って頷きながら、藤野さんのお話の先を促した。

ここから1時間ほど、ご主人の悪口は止まることがなかった。

24時間365日ご主人の事が嫌いなのである。

それでも、昨年まではまだ許せていた部分もあった。

しかし今年に入ってからは、会話をするのも、一緒の部屋にいるのでさえ嫌になってしまった。

同い年のご主人とは25才の時に知り合い、その後交際5年の大恋愛を経て結婚。

現在結婚10年である。結婚してすぐに長女が生まれ、それから3年後に長男が生まれた。

今二人のお子さんは、小学生である。

事の発端は、長男の妊娠が発覚する前の8年前に遡る。

既にこの頃、夜の夫婦生活は月に1度あるかないかという状態だったが、

藤野さんは男の子が欲しかったので、あの手この手でご主人をその気にさせようと

頑張ったのである。

しかし、藤野さんが頑張れば頑張るほど、ご主人は冷めてしまい

すぐに寝てしまうという状態が続いた。

そして藤野さんの念願が叶い、息子さんの妊娠が発覚。

ご主人と一緒に喜びを分かち合おうと思ったが、ご主人から心無い言葉を

浴びせられてしまうのだった。

「あぁやっと解放される。お前に迫られている時は、本当に地獄だったよ。」と

笑いながら言ってきたのだった。

結婚する前から、相手の事を気にかけずにズケズケと失礼なことを言ってくるタイプではあったが

この言葉は聞き流すことができなかった。

その言葉を聞いてから、どうしてもご主人のことを真正面から見ることができなくなっていった。

そして長男が生まれ、育児に奔走しながら忙しくすることによって

ご主人を見ないようにする生活をしていくのだった。

もちろんいいパパの日もあり、許せるかもしれないと思える日もあったが

今年の1月に「久しぶりにやるか?」と無神経な一言をご主人にされて

完全に「離婚したい」「夫婦生活は続けられない」という気持ちが固まったのである。

気持ちが固まったら、クチャクチャ音をたてながら食事をする姿に嫌悪感を抱き、

腹を出して寝ている姿を見て蹴飛ばしたくなる衝動を抑え、

「醤油取って」という何でもない一言に、醤油をぶん投げてやりたいという欲求を必死に抑えながら

今日に至ったのである。

ご主人に直接離婚したいと言ったことはまだない。

その話をすることすら嫌なのである。

と言って代理人を立てて調停や裁判になっても勝てる確証はない。

もちろん別れさせ屋工作も確証はないかも知れないが、

工作の進捗状況を見ながら、自分の気持ちがどう変わるのかを知りたいという

気持ちが勝ったのである。

相談員は藤野さんの意図と決意を汲み、工作についての説明を行った。

そして担当員の選定を行い、早速ご主人の行動パターンを把握するための

事前調査のスケジュールを組む事となった。

次回、離婚したい|別れさせ屋工作②へ・・続く。

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