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探偵のお仕事ブログ

離婚したい・ご主人への接触開始|別れさせ屋工作③

6月になりました。

世間は衣替えの季節です。

天気が不安定な季節でもありますが

一雨降るごとにどんどん気温が上がってくる

探偵泣かせの季節とも言えます。

皆様お身体ご自愛下さい。

依頼人藤野さんは「夫と離婚したい」という長年の悩みから

別れさせ屋ミッションエージェントのホームページをご覧になった後に

「夫と離婚する」という決断をされた。

実際に離婚すると決めてしまうと、夫と話すことも嫌になってしまった。

直接話すとイライラするので、なるべく子供を介して意思疎通を図ることにしている。

そんな藤野さんの態度を感じ取っているからなのか、夫である藤野氏は

自宅に真っ直ぐに帰らずに、必ず居酒屋を経由してお酒を飲んでから帰宅していた。

藤野さんには、一人で飲んだとは言わず、同僚や後輩と飲んだ言っているようである。

確かに週に1回ほどは同僚たちと飲みに行くことはあったが、その他の週4日は

一人飲みである。

その事を藤野さんに報告させて頂くと、「・・ふーん、私の態度が悪いから

帰りづらいんでしょうね。」と言いながら、少し申し訳ない気持ちがよぎる藤野さんだった。

藤野氏は曜日によって行く居酒屋が異なる。

居酒屋には特にお気に入りの店員や話せる店員がいるわけでもなく、

一人で黙ってチビチビとお酒を飲むだけである。

でも一杯目のビールを飲み始めたときは唯一幸せそうな表情を浮かべるのである。

今回、藤野氏に接触する工作員は2名用意した。

レイコさん(36才・元CA・上品な雰囲気だが聞き上手)と

チエさん(32才・元モデル・元劇団員・明るい性格で場を盛り上げるのが得意)の2名である。

毎週火曜日の藤野氏は勤務先最寄駅近くの居酒屋に行く。

19時過ぎに勤務先を出た藤野氏は、居酒屋が入るビルにまっすぐ入って行った。

カウンターに座った藤野氏は玉子焼と枝豆、ししゃもをお酒のあてにして

ビールを飲んでいた。

店内には大きめのテレビがあり、日本代表のサッカー中継が放映されていた。

この日は代表戦を観戦するためのお客さんが集まり、いつもの週の倍ぐらいの

混み方をしている。

藤野氏が入店してから15分後にレイコさんとチエさんが入店する。

藤野氏が座るカウンターからほど近い席に二人は案内される。

レイコさんとチエさんもビールを飲み、しばらく日本代表戦のテレビを見ていた。

レイコさんとチエさんが店内に入って30分ほど経った頃

日本代表の選手が得点を入れた。

店内にいたお客さんたちのほとんどは立ち上がって喜んでいる。

このタイミングがチャンスだと思ったエミさんは喜ぶ演技をしながら

テレビを見ている藤野氏が座るカウンターに近づいていった。

「イェ〜イ」というテンションで藤野氏が飲んでいるビールジョッキに

チエさんのジョッキを当てて、乾杯のような状態にすると

藤野氏も笑顔で「いえーい」と応じてくれる。

レイコさんは席に座りながら、小さく拍手をしている。

乾杯を終え、一旦席に戻ったチエさん。

この乾杯から藤野氏はチラチラと二人が座る席を気にするようになった。

それから10分後、再び日本代表の選手が得点を入れたのである。

チエさんは立ち上がり、再びカウンターの方へ歩いていこうとすると、

今度は藤野氏の方から二人が座る席の方に歩いてきて

「いえーい」と言いながら乾杯するのだった。

それに笑顔で応えるチエさんとレイコさん。

「よかったら、こっちで一緒に応援しながら飲みませんか?」と

レイコさんが藤野氏を誘う。

「え?いいんですか?こんなおじさんですけど。」と驚きながらも

一旦カウンターに戻っておしぼりとおつまみの皿、カバンを両手に持って

迅速にレイコさんたちのテーブルに移動してくる。

「はじめまして、藤野と言います。藤沢の藤に野原の野です。」と

丁寧な自己紹介をはじめる藤野氏。

レイコさんとチエさんも自己紹介して3人で飲み始める。

すぐにまた再び日本代表が得点を入れたので、店内は再び喜びに包まれる。

レイコさんたちが座るテーブルも立ち上がって喜んだ。

「私たち毎週、仕事終わりにこの居酒屋さんで飲んでるんです。」とチエさんが言うと

「私も火曜日はこの店に来ることが多いですよ。」と藤野氏が答える。

「何で火曜日なんですか?」とレイコさんが聞くと

「火曜日は生ビールが安いんですよ。」と藤野氏は照れながら話す。

レイコさんとチエさんは声を揃えて「なーるほどー。」と答える。

「また一緒に飲みたいですね。」と藤野氏が言うと、

チエさんが「いいですね、また飲みましょうよ。じゃあLINEを交換しましょうか?」と

提案すると、レイコさんも「そうですね、交換しましょう。」と賛同する。

藤野氏はLINEの操作に悪戦苦闘しながら2人とLINE交換を行った。

日本代表戦が終わり、「それじゃあ私はお先に帰りますね。私からLINEを

送りづらいんで、お二人から送って下さいね。」と言いながら席を立ち

帰っていった。

二人が座る席に店員さんが近寄り、「先ほどのお客様がお二人の分のお会計も

済まされました。」と言ってきた。

意外と二枚目の部分がある藤野氏である。

すぐに「初めてお会いしたのにご馳走になってしまってスミマセンでした。

またお会いしましょうね。次は私たちがご馳走します。」とLINEでメッセージを送る。

するとすぐに「こちらこそ、久しぶりに楽しくお酒が飲めました。是非またお会いしましょう。」と

メッセージが帰ってきた。

家に帰ってきた藤野氏は上機嫌だったと、藤野さんが話されていたので

よっぽど楽しかったのだろう。

この日から、LINEのやり取りが3人の間で始まった。

次回、離婚したい|別れさせ屋工作④へ・・続く。

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