ホーム/探偵のお仕事BLOG/離婚工作事例/離婚させたい~大阪|別れさせ屋③
探偵のお仕事ブログ

離婚させたい~大阪|別れさせ屋③

 対象女性が村上美恵氏(仮名)ということ、そして介護施設に勤務していることが

判明した。

美恵氏はもちろん彼が依頼人宇野さんと二股をかけていたことを知らない。

しかし、彼が二股をかけていたことを告げ口して二人の関係が悪くなったとしても

宇野さんが疑われてしまうのはよろしくない。

美恵氏が彼を見限るような方法を考えるのであれば、美恵氏に異性の工作員を

接触させる、もしくは村上氏に異性をの工作員を接触させるということが考えられる。

ただ異性の工作員が接触しても村上氏はともかく新婦である美恵氏が靡く可能性は

低いと言える。

そこで女性工作員を美恵氏に接触させて友人関係を構築して趣味嗜好を聞き出していく作業を

行う事となった。

今回接触する工作員はEIKOさん(元モデル、36才ケアマネージャーの資格あり)という

女性工作員である。

男性に対する別れさせ屋工作実績もすごいが、女性と仲良くなる工作にも定評がある工作員である。

18時に美恵氏の自宅近くにあるスーパーマーケット付近にてEIKOさんは待機する。

18:11美恵氏が疲れた顔をしてスーパーマーケットに到着。駐輪場に自転車を停めて

エコバッグを手に店内に入ってくる。

まずは野菜売り場を眺めて、お肉コーナーへ移動する。

EIKOさんは美恵氏の後をつかず離れずの距離でついて行く。

元モデルだけあって目を引くタイプのEIKOさんの首には介護有資格者の証明書がかかっている。

その時、美恵氏のカゴからお惣菜が落ちそうになっていることに気が付いたEIKOさんは

そっと近づいて「落ちそうになってましたよ。」と飛びっきりの笑顔で美恵氏に話しかける。

美恵氏はEIKOさんを二度見して「えっ!あらほんまや。ありがとう。」と言いながら

首からかかっている資格者証を見て、「あら、お姉さん介護のお仕事されてるんですか?」と

美恵氏が聞いてくる。

「あらやだお仕事終わったのにしまい忘れてました、ありがとう。そうなんです介護のお仕事で

介護疲れしてますぅ。」と返すと、「私も介護のお仕事やってますけど、今日もしんどかったですわ。」

といいながら二人は笑う。

美恵氏のカゴの中を見ながら「私も今日は疲れちゃったからお惣菜にしようかな。」と言うと

「うんうん、それがええよ。おいしいし楽やしね。」と返してくる美恵氏。

ここから10分ほどお肉コーナーで立ち話をして今度飲みにでも行きましょうという話になったので

LINEの交換をしてお店を後にする。

その後のLINEのやり取りで2週間後に連休があるのでその前の日に飲みに行こうという話になった。

まずは第一関門突破である。

次回、離婚させたい~大阪|別れさせ屋④へ続く。

<<    >>
トップへ戻る