探偵のお仕事ブログ

華やかなデート

やっと本当に好きな人に出会えたのに、

奥さんがいたなんて...。

でも、奥さんと別れてくれるんだよね。

いつ?ねぇ、いつ?

いつになったら、一緒になれるの?

昼ドラの1シーンのようですが、

今回ご紹介するのは、このように不倫相手が本気になってしまい、

離婚工作を依頼された事例、をお話します。

依頼者は35歳の女性。

名前(仮名)は岡田貴子さん。OL。

東京にお住まいの方。

相談に来たときは、悲しげな表情を浮かべ、眼も虚ろな感じでした。

相談内容は、2年前に知り合った男性(38歳)と、

今現在お付き合いしているのだが、

その彼と一緒になりたいと思い、自分から告白してみた。

が、奥さんがいる事を、逆に告白されたそうです。

その後、奥さんとは別れるからと言われながら、もう1年が過ぎたそうです。

いい加減にして、と思い別れようとも、思ったそうです。

しかし、今まで付き合った男性とは、岡田さんにとっては何もかもが違ったそうです。

この人と結婚したい。だから、離婚させてほしい。

そこで提案したのは、奥さんに男性工作員をあて、浮気させる。

その後、旦那さんに浮気の事を匿名で知らす。

離婚のキッカケを作る。

この感じでいきましょうと提案、そして依頼成立となりました。

まず、我々は、事前調査を始めました。

ターゲット(奥さん)は、とある飲食店でパートをしていること。

毎朝、犬の散歩に出かけていること。

などが、わかりました。

男性工作員を用意。

今回はなにも情報がなかったので、

こちらで、ターゲットの雰囲気から判定し、選定しました。

28歳のキャリアな雰囲気を持った営業マン。

そして、毎朝の散歩に焦点を当て、

まずはそこで男性工作員が道に迷ったふりをして、

ターゲットに道を聞き、まずは面識を作りました。

その後、もう一度、朝に会います。

この間はどうも、とお礼をして、印象を強くさせます。

そして今度は、1週間後、工作員を飲食店に行かせます。

そこは駐車場のある飲食店で、事前調査で把握していた、

退勤時間に工作員を駐車場に準備させ、パート終わりの帰るところで、

工作員と遭遇させます。

それを、3回やります。

やりすぎ?と思われるかもしれませんが、この場合はこうしました。

なぜかというと、好意を抱いています。と伝える為です。

さすがに、何度も会うのはおかしいと思います。

そこに、何があるか?探ります。

しかし、好意があることだけだと思わせるのです。

それが難しいのですが、プロの仕事というやつですね。

3回会い、

「今度ご飯でも行きましょう、この間のお礼もかねて」

といい、ファミレスで、ランチデートをしました。

ターゲットは、けっこう地味で、インドアな方でした。

そこで、考えたのが華やかなムードのよい演出です。

こういった人は、ムードのよいところに行きなれていないので、

けっこう落ちやすいのです。

ですので、今度はファミレスではなく、

もっとムードのよい店に行こうと約束を取りました。

そんな誘い旦那にもされたことはなかったのでしょう。

そんなところ行った事がないから恥ずかしい。私なんかじゃだめ。

といいつつも、顔はうれしさを隠せないでいました。

とある夜、ムードの良いレストランに予約をいれて、招待しました。

その日は、旦那さんが出張でいない事を、

依頼者の岡田さんからリサーチしておきました。

そんな日に、招待されては、ターゲットも来ずにはいられないでしょう。

ターゲットは、よほどうれしかったのでしょうね。

その後、雰囲気の良い、景色の場所。

そんなところにもつれていきました。

そして、本日は終了させました。

この後、HOTELに行けば完結ですが、

ここは、警戒を避ける為に、いったん終わりにします。

次の約束の時、また旦那さんが出張の日に会えるようにします。

その日も、雰囲気の良いバーなどにいかせます。

この日は、HOTELに入ることになりました。

入るところ、出るところの写真を撮って、終了です。

その後、離婚させるのは難しいです。

決定的証拠はあっても、決めるのは本人たちです。

今回、男性工作員に実はフィアンセがいて、信用調査をしている際に、

HOTELにはいる2人の写真が撮れ、

フィアンセを装った女性工作員が、旦那さんにばらす。

そこで、離婚のキッカケをつくる。そういう事にしました。

旦那さんが家にはいる直前に、女性工作員が声を掛けます。

そして、事の経緯を話し、写真を見せ、

奥さんと男性工作員の関係を切るようにしてくれと言いました。

旦那さんは、よほど悔しかったのか、女性工作員の事はお構いなしに、

すぐに家にはいり、奥さんを大声で呼ぶ声が聞こえました。

自分の事は棚において...。

その後、結局離婚にはいたりませんでした。

依頼者も、ここまでしたので納得してくれました。

しかし、大きな亀裂が入ったことは間違いないでしょう。

自業自得な部分はあると思いますが。

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