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夫と復縁したい・不倫関係の終焉|別れさせ屋工作⑤

依頼人松岡さんは育児にかまけて、ご主人のことを考える余裕がなかった期間があった。

夫は余裕のない私を気遣い、家事や育児も手伝ってくれていた。

しかし、いつしか手伝ってくれている事が当たり前の状態になり、

たまに手伝ってくれない時は不満をぶつけてしまっていた事もあった。

そんなある日、ご主人から「離婚したい。気になる女性もいる。」と

告げられてしまうのだった。

夫に離婚を告げられて初めて、自分の至らなさや気遣いのなさに気が付くことが

できたのである。

「もう一度チャンスが欲しい、私の至らなかった部分は改めるから。」と

松岡さんはご主人に懇願した。

ご主人も松岡さんやお子さんとの生活を取るか、彼女(佐藤氏)との関係を取るかで

悩んでいた。

ご主人は週二日ほどは遅く帰る日はあるが、きちんと松岡さんとお子さんが待つ家に

帰ってきた。

しかし、女性対象者佐藤氏と工作員KEIさんの関係が深まるに連れて、

佐藤氏と松岡さんのご主人が会う機会が少なくなり、ご主人がまっすぐ自宅に帰る日が

多くなっていったのである。

佐藤氏はKEIさんに既婚者の男性と交際しているという事をカミングアウトしていた。

そして、その交際を続けるべきか悩んでいるという心境も打ち明けてくれたのである。

休日の昼間に待ち合わせをして昼間から2人で飲み、フラフラになりながら

佐藤氏を自宅に送るというデートを何度かと、仕事終わりに待ち合わせをして

お酒を飲むというお酒好きの佐藤氏に合わせたデートが何度も繰り返された。

二人は「まい」「KEIちゃん」と呼び合うようになっていた。

佐藤氏は段々と松岡さんのご主人と会うよりもKEIさんと過ごす時間を大事にしていくように

なっていたのである。

担当員は依頼人松岡さんと打ち合わせを行い、きっちりとケジメを付けてもらう為の仕上げ作業を

行うべきだという意見が一致した。

佐藤氏に彼氏ができたという事がご主人にわかれば、ご主人は佐藤氏から身を引かざるを得ないだろう。

そして、戻るべきところに戻るしかないとご主人に思わせなければ

佐藤氏への気持ちに線を引くことができないだろう。

松岡さんはご主人が帰ってくると居心地のいい環境をつくるべく努力してきた。

幼稚園の年中さんのお子さんもお父さんが帰ってくると「パパ、パパァ。」と甘えていた。

そしてXデー当日を迎えた。

松岡さん一家は休日を利用して、某レストランを予約して夕食を食べに来ていた。

予めその情報を手に入れていた担当員はKEIさんに、その店を予約して佐藤氏と

行くように指示していた。

まず最初に店内に松岡さん一家が入ってくる。

お子さんはお洒落しての外食なので店内に入っても飛び跳ねながら

はしゃいでいた。

そして半個室のようになっている席に案内される。

その30分後、KEIさんと佐藤氏が店内に入る。

KEIさんたちは入口に近い、近くを通れば誰からも見える席に案内された。

しばらく双方食事を楽しむ。

佐藤氏は大好きなワインを注文、1時間ほど経った頃にはKEIさんと二人で

ワイン2本空けていた。

松岡さん一家が入店して2時間が経った頃、松岡さんのご主人は「会計してくる。」と言って

一人で席を立ち、入口付近にあるレジに向かった。

この店はテーブルチェックができるので、この行動は予想外だったが

KEIさんは松岡さんのご主人が近付いてきている事を察知して

テーブルの上に置いてある佐藤氏の手を握った。

ワインの力もあり、目がトロンとしていた佐藤氏の視界に

松岡さんのご主人が入ってきたのは、その数秒後の事だった。

一瞬佐藤氏の視線がブレたが、数秒間のうちに腹を決めたのか

KEIさんの手を強く握り返してきた。

松岡さんのご主人が佐藤氏の存在に気がついたのは、まさにこの瞬間だった。

「えっ!」と声にならないような驚きの声を上げながら、表情が固まった。

手を握り合っている二人を見て察したのか、軽く会釈をしてその場を通り過ぎていった。

レジで会計を済ましているご主人にお子さんが「パパァ~。」と言いながら駆け寄っていった。

その様子を寂しそうな表情で佐藤氏は見ていた。

会計を終えたご主人はお子さんを抱っこして再び席に戻っていった。

そして上着を着て依頼人松岡さんと、お子さんと一緒にお店を出て行ったのである。

その数分間の間、佐藤氏はKEIさんの手を握りっぱなしだった。

そして松岡さん一家がお店を出たところで、ようやく「ふぅ。」と溜め息を付きながら

KEIさんの手を離したのである。

KEIさんは「どうしたの?」と聞くと、「・・・さっき通った家族が私が付き合っていた彼の家族だったの。

緊張した~。」と佐藤氏は笑顔を浮かべながら話してきた。

しかし目にはうっすらと涙が浮かんでいた。

KEIさんは「そっか・・じゃあ今日は飲もうよ。」と言いながら店員さんに新しいワインを

注文した。

その後、1時間半程同じレストランに滞在した二人。

途中佐藤氏のLINEに松岡さんのご主人からメッセージが何度か入ってきて

佐藤氏はそのメッセージをKEIさんに見せてくれた。

「幸せそうだったので、声はかけなかったけど、ショックだった。でもこっちも家族団らんを

見せ付けちゃったので、おあいこかな・・。君の幸せを願います。」という文章だった。

それに対して佐藤氏は「お子さん可愛いですね。お子さんのためにも家族を大切にしてください。」という

メッセージを送った。

その後二人はお店を変えて朝まで飲んでいた。

自宅に帰った松岡さん一家。お子さんが寝てしまった後「気になる女性との関係は切ったよ。

これからは家族を大事にする。でも放っておかれたら、また新しい人を見つけるかもしれないからね。」と

ご主人が話してきた。

松岡さんは「大丈夫よ。私だって今回のことで色々考えさせられたんだもん。」と答え

夫婦関係は修復された。

担当員は最後に「これからも夫婦なので喧嘩や口論はあると思いますけど、その時に感情的になって

今回の事を持ち出したりしないように気を付けて下さいね。喧嘩の度にその話をされたら

ご主人に嫌な思い出を想起させてしまうだけだから、絶対にしないように。」とアドバイスさせて

頂いて、本案件は終了した。

佐藤氏と工作員KEIさんはその後もしばらくお付き合いを続けたが、お酒に酔った佐藤氏が

隣の席にいた他人に絡んだのをキッカケにして無事別れることができた。

別れたあとに松岡さんのご主人に連絡が行った様子はない。

それぞれの幸せを祈るばかりである。

夫と復縁したい|別れさせ屋工作・・終わり。

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