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復縁したい~結婚の話まで出ていた彼と(6)|復縁

これまでの接触を通して、工作員TAKA氏は

今回の復縁工作に絶対の自信を持っていた。

最終的な工作方法を依頼者である竹下さん、

担当員、TAKA氏とで綿密な打ち合わせを行なう。

「最後です、勇気を持って私たちを信じて

演技してください。」

担当員のその言葉に竹下さんは目を潤ませながら

頷く。

さてさて、TAKA氏と彼がいつもの如く

ゲームセンターで対戦型格闘ゲームを行なう。

これまでの戦績は41勝28敗でTAKA氏の圧勝であるが

彼の腕もメキメキ上達してきている。

ひとしきりゲームを楽しんだ後、いつものように

居酒屋になだれ込む。

広い店内の一角(トイレ横)には竹下さんと女性工作員RENAが

お客さんとして普通にお酒を飲みながらスタンバイ。

彼は全く気付く事無く、TAKA氏と今日のゲーム談義に

花が咲いている。

彼が生ビール2杯飲み終わったところでトイレに行くと言って

席を立つ。

二人の距離がじりじりと近くなっていく・・・。

・・・・彼は気付かずトイレに入ってしまう。

・・・・トイレから出る彼、正面の席に座っている竹下さんと目が合う・・・

・・・・二度見する彼・・小走りにTAKA氏が飲んでいる席に戻ってくる。

TAKA氏は走って帰ってきた彼を見て、

「どしたの?慌てちゃって、チャック開いてるよ」と軽い突込みを入れてみるが

彼は全く聞いていない様子で、興奮気味にまくし立てる。

「前に話した、結婚を考えていた彼女が、トイレの横の席にいたんです・・

ああああ・・いまそっちの方向を見ないで下さい、バレちゃうから。」

意地悪にトイレ横に座っている二人の女性を中腰で眺めるTAKA氏、

それを座らせようと必死な彼が傍目で見ていると面白い。

TAKA氏は、「こっちに呼んで一緒に飲もうって誘ってくるよ。」と言って

席を立ち、「もっと勇気を出せ!」と言いながら彼の手を振り払って二人の元へスタスタと

歩いていく。

事情を知らないのは彼だけなので、すんなりと同じテーブルに着く4人。

TAKA氏と彼、竹下さんと女性工作員RENAが向かい合って座っている。

彼はTAKA氏に言葉にならない声で口をパクパクさせながら、必死に何かを

訴えようとしているが、お構い無しにTAKA氏は場を盛り上げるトークをする。

少し落ち着いてきた彼は、久しぶりに見る竹下さんをチラチラ見始める。

事務所にご相談にいらっしゃった時のやつれた竹下さんではなく、

ストイックに自分磨きを徹底的に行なってきた竹下さんが

今日この場に来ているのである。

少しずつ彼も会話に参加し始め、竹下さんとの会話も

スムーズに出来てくる。

竹下さんの表情が眩しい。

とても幸せそうである。

また普通に会話が出来る日をどれだけ待ち望んでいたかが

窺い知れる。

2時間ほどの飲み会は終わり、TAKA氏はRENAを

彼は竹下さんを送って帰る事となる。

少し不安そうな表情をしている彼を置いて、TAKA、RENAは夜の街に

消えて行く。

それを見送った彼と竹下さんは黙って歩き始める。

近くの公園のベンチに座り、別れてから今日までの事、仕事の事、結婚の事

話したかった事を時間を忘れるほどに話し込む二人・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翌日!

結局彼の家に泊まった竹下さんは、担当員に連絡してきたのは

夜になってからでした。

いつもの自信のない、泣きそうな声ではなく、幸せいっぱいな

竹下さんの声を聞いた担当員はもう私達のする事はありませんね、

というと竹下さんは元気に、「もう大丈夫です!本当に本当にありがとうございました、

もう絶対に同じ過ちを犯さない様に頑張ります、絶対に・・(泣)」

1ヵ月後・・TAKA氏は彼とのゲームセンター交流をまだ続けています。

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