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つらい別れに勝つ|復縁を目指す為の別れさせ屋工作⑦

依頼人松本さんは初めて弊社に相談にいらっしゃった時と比べて

表情が随分明るくなっていた。

それどころか毎日充実した生活を送っているご様子で

担当員も安心していた。

日によってつらい日もあれば、強い意志で過ごせる日もあるが

つらい日の自分をいかにコントロールできるのかという事が

松本さんの課題だった。

最初は担当員が近くにいなければ倒れてしまいそうな状況だったが

時が経つにつれて担当員が必要な場面も段々と少なくなり、

つらい日があっても何とか自分自身で収めることができるようになっていった。

もちろん彼との復縁を目指すという点が松本さんのモチベーションである。

対象女性黒田氏は工作員RYOさんとの関係が親密になっているので

松本さんの元彼氏児玉氏と過ごす時間は極端に減っていった。

そして児玉氏と一緒にいる時の態度も心ここにあらずという感じなのである。

当然のように児玉氏は黒田氏に不満を抱き、他に好きな人ができたのではないかと

疑い、口論も多くなっていった。

しかしどれだけ口論しても児玉氏の心は晴れず、黒田氏との関係を続けることに

疑問を持ち始めていた。

この頃から元彼女である依頼人松本さんに連絡をしてくる事が増えてきていた。

もちろん松本さんに黒田氏との関係がうまくいっていないという事は言うことができないでいた。

黒田氏は工作員RYOさんとの関係を児玉氏には言わずにいた。

このままでは全ての関係者が宙ぶらりんな状態な為、関係を絶つ為の

決定打を打つ事となった。

その日は、久しぶりに児玉氏と松本さんが会う事になっていた。

彼と会うのは何ヶ月ぶりだろう・・・松本さんは感慨に耽っていた。

電話やメールでの交流はあるものの、実際に会うのは別れ話をして以来である。

ここまでつらい日を乗り越えて頑張ってきたという自信はある。

そして今回彼と会うことは、もう一つの意味も含まれていた。

18:00児玉氏と松本さんが合流する。

松本さんの印象の変化に驚く児玉氏と、驚く児玉氏を見て

嬉しそうな松本さんの表情が印象的である。

二人は近くにある居酒屋が複数入っているビルに向かい

5階にある個室居酒屋に入店する。

1時間経った頃にはお酒も入り二人は交際していた頃のようなフランクな会話に

なっていた。

この頃、もうひと組が待ち合わせをしていた。

工作員RYOさんと黒田氏である。

松本さんと児玉氏が飲んでいるビルの8階にある夜景が綺麗な

洋風居酒屋に入店する。

いつもと変わらず、RYOさんの話に聞き入る黒田氏は

どんどんお酒を飲んでいった。

21時を過ぎ、松本さんと児玉氏がお店を出ることになった。

待機している調査員から、その知らせを聞いたRYOさんは

黒田氏に「お店を変えようよ。」と言ってお会計を済ませる。

会計を終えたRYOさんと黒田氏はエレベーターに乗り

1階へ降りる。

黒田氏は酔いが回ったのか、RYOさんにベッタリともたれかかっている。

ここに松本さんと児玉氏がエレベーターを降りてビルから出てくる。

久しぶりに心許せる松本さんと会ってご機嫌な児玉氏だったが

エレベーターを降りた瞬間に見たことがある後ろ姿の女性が知らない男に

もたれかかっている場面を見て表情が凍りついた。

黒田氏も視線に気がついたのか後ろを振り向くと、引きつった表情をした

児玉氏が知らない女性と一緒にいる姿が目に飛び込んできた。

「あっ」と思わず声を出す黒田氏。

「どうしたの?」と声をかけるRYOさん。

「・・・同じ会社の人がいたから挨拶してくるね。ちょっと先に行ってて。」と

言いながら、児玉氏と松本さんの方へ歩いていく。

「どうもこんばんは。」と開き直りと酔っているせいもあり、

明るく挨拶する黒田氏。

児玉氏もひきつった表情をしながら「・・こんばんは、こういう事なんだね。

まぁ頑張って。」と言いながら、松本さんの手を引いてその場を離れていった。

黒田氏はRYOさんの所に戻り、次の飲み屋に向かうのであった。

児玉氏はプンプンしながら松本さんの手を引いてカラオケ店に入っていった。

そこで、ここ最近彼女とうまくいっていなかった事、さっき挨拶してきたのが

その彼女だったこと、本当に済まなかったという謝罪などを話し出す児玉氏は涙目だった。

松本さんはウンウンと彼の話を聞いてあげていながら

内心(これで私の気持ちがわかったかな・・・)と思っていた。

でも松本さんはそんなイヤミを口に出して言うことなく

「私はいつでも待っていたから、あなたへの気持ちは以前と全く変わっていないし

これからも変わらない。別れることになってつらくて耐えられない日もあったけど、

別れる事になって気がつけた事もあったから私にとってはいい経験だったと思う。」

と松本さんも泣きじゃくりながら話したのであった。

それからは二人に言葉はいらなかった。

1週間後、松本さんから担当員に連絡が入り、双方の両親への挨拶を

済ませ、同棲する事になったというお話をうれしそうにされていた。

担当員は今回の経験を松本さんの経験値にして頂き、二人の関係が

長くなり馴れ合いになったとしても忘れないように気を付けて下さいねという

アドバイスと共にこの案件は終了となった。

それから半年後にお二人は入籍され、現在は幸せな家庭を築かれている。

一方、黒田氏は職場を辞め、バックパッカーとして東南アジアを旅しているという

連絡がRYOさんに入っていた。

つらい別れに勝つ|復縁を目指す為の別れさせ屋工作・・・終わり。

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