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別れたい・同棲を解消する|別れさせ屋工作④

結婚を考えていた彼を信じられなくなる。

愛情が勝っていた頃は、許せていた事が

彼の本性を見るに連れて段々と許せなくなってしまう。

結婚相手という目線で見ていたからこそ許せなくなってしまう

という言い方もできる。

今回の依頼人村井さんは、結婚を考えていた彼が何の相談もなく

いきなり会社を辞めてしまった事に戸惑いを感じながらも

その時は好きという気持ちが勝っていたので、一旦彼の決断を

受け入れた。

しかし時が経ち、彼が一人暮らししていたアパートの家賃が払えなくなってしまったので

一緒に住もうという申し出に再び不安が再燃するが、彼の為になるならと

その申し出を受け入れた。

そして一緒に住むようになった彼は、働かずに家でゴロゴロする事が

多くなり、それにつれて村井さんも不安に思い、二人が口論する事が

多くなっていたのである。

そして村井さんは意を決して彼に別れ話をした。

半分本気で、半分は彼に変わって欲しいという意図での別れ話だった。

しかし彼は狼狽え、逆上し、「俺を捨てるのか、なら死んでやる。」と

言って、部屋にあった風邪薬を大量に飲んでしまったのである。

村井さんが止めても「俺なんか俺なんか・・。」と言いながら、

瓶に7割ほど残っていた錠剤を全て飲み込んでしまったのである。

村井さんは自分ひとりではどうする事もできないと思い、

すぐに警察と救急車を呼んだのであった。

幸い彼はすぐに吐き出し、大事には至らなかったが

彼の身勝手なこの事件が、彼に対しての気持ちを完全にゼロに

させてしまう事になったのである。

しかし、この先もう一度別れ話ができるかというと、この前の

自殺未遂が頭をよぎり、強硬に別れ話をする事ができない。

警察にも相談したが、村井さんに対して何かした訳ではなく

実害がない為、本気で対応してくれない状況だった。

そんな時に別れさせ屋ミッションエージェントのホームページを

見つけて、彼と円満に別れる為の別れさせ屋工作を依頼することになったのである。

彼がしっかりと別れを受け入れてくれる為に、私に向けられた執着心を

違う方向へ逸らす為の決断である。

さて、対象男性大崎氏はバイトがない日は、村井さんには面接に行ってくると

言いながら、数駅離れたところにあるパチンコ店に入り浸っていた。

工作員AMIさんはパチンコ店で接触を行い、連絡先の交換をする事ができた。

その日から、LINEでのやり取りが頻繁に行われ、パチンコ店での接触も

複数回行われた。

パチンコ店では常に隣同士で打ち、どちらかが勝っていれば、

勝っている方がご飯を奢るという関係で、周りの常連さんたちは

二人が付き合っていると思っているようである。

工作員AMIさんは「彼女さんとかいるんですか?」と大崎氏に聞くと

「一応いるけど、もう関係は終わっているからいつでも別れられる。でも同棲しているから

荷物とかが面倒でなかなか決断できないんだ。」という話をしてきた。

AMIさんは「彼女さんがいる人と遊んだらダメですね。少し自重します。」と

大崎氏に告げると、「もう少し待ってくれれば、アパートを借りるお金が貯まるから

もう少し待っていて欲しい。」と言ってきたのである。

今回の案件は、村井さんと彼との同棲関係が解消されなければ意味がない。

大崎氏が週4日ほどやっているバイトの日給が1万円程である。

村井さんの家に住んでいるので家賃や食費はかかっていない

かかる費用は携帯電話料金、タバコ代、交通費、パチンコ代ぐらいのものである。

パチンコもあまり負けてしまう事もない為、実質バイトで得た収入は

貯金している状況だった。

そんなある日、次に住む家を見つけたいから不動産屋に付き合って欲しいと

大崎氏に言われ、一緒に物件を見て回ることになったのである。

不動産屋は行きつけのパチンコ店がある駅前にある。

駅前で待ち合わせした二人は早速不動産屋に入り、色々な物件資料を

見せてもらった。

その中で何軒かをピックアップして実際に内見させてもらう事となった。

彼が気に入る物件は二間以上で、初期投資が少ない物件である。

この条件にあてはまる物件は多数あったが、その中でも比較的

新しい物件を大崎氏は気に入ったらしい。

「二部屋あるんだからAMIちゃんも一緒に住めばいいのに。」と

言ってくる大崎氏。

それに対しAMIさんは「彼女さんとの関係がちゃんと終わったら考えます。」と

言うと「それなら大丈夫、彼女の家を出る時に別れ話をするから!

もう少し待っていてね。」と言ってくる。

数日後、大崎氏はその物件を契約することになった。

再来週には引越しをする予定であるとの事で急展開となった。

しかし依頼人村井さんは、彼から何も聞かされていないようで

「それが本当だったら嬉しいです。」と俄かには信じられない様子だった。

そして彼がAMIさんに言っていた引越しの当日になった。

大崎氏は大きめのキャリーバッグに衣類を詰め始めた。

そして村井さんに「俺この家を出ていくよ、迷惑かけてゴメン。

俺があんなバカなことをやってしまった時から、君の気持ちが完全に

離れていることに気が付いていたよ。もう君の前には現れないから安心してね。」と

殊勝な事を言ってくる大崎氏。

村井さんも拍子抜けした感じになり、「うん、元気でね。引越し手伝うよ。」と言うと

大崎氏は「荷物は少ないから大丈夫だよ。」と言ってきた。

その後バイト先で軽トラックを借りてきて、キャリーバッグといくつかの段ボールを

載せていく。

「じゃあ、幸せになってね。」と言いながら、持っていた合鍵を置いて

村井さんの家を出る大崎氏。

村井さんはこの時別れなくても良かったのかもという思いになったが、

担当員から、こういう状況になると情にほだされて彼に優しく接してしまうので

決して甘い顔を見せないようにという言葉をもらっていたので、何とかその場を

乗り切ることができた。

大崎氏は新しい家に向かう途中で家具店により、タンス、テーブル、カーテンを購入。

その後、家電量販店に行きテレビを購入して軽トラックに積んでいく。

最後にディスカウントストアで、布団一式、キッチンに必要なフライパンやヤカン、鍋などを購入。

そして新しい家にすべての荷物を運び入れ、職場に軽トラックを返却しに行く。

翌日、大崎氏はAMIさんを新しい家に招待してきた。

「彼女とは昨日別れてきたよ。と言ってもAMIちゃんの為じゃなくて

少し前から関係は終わっていたから時間の問題だったけどね。」と

寂しそうな笑顔を見せる大崎氏。

それから1ヶ月ほど大崎氏とAMIさんは交際する事になった。

大崎氏は就職先を決め、正社員として働くことになった。

しかし1ヶ月後に大崎氏は再び会社を辞めてしまうのである。

このタイミングでAMIさんは大崎氏に別れ話をして別れる事になった。

大崎氏は別れを受け入れられずAMIさんに対して執拗に連絡して来たが

村井さんに連絡してくる事はなかった。

以上、別れたい|別れさせ屋工作・・終わり。

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