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別れ話を受け入れない彼と別れたい~別れさせ屋工作①

 ある日の朝早く、当社のフリーダイヤルに公衆電話から一本のお問い合わせのお電話が鳴った。

お電話は女性からで、「あの・・・あまり長く話せないのでとりあえず面談したいです。」

とのことでしたので、女性のご都合のいいお時間をお伺いして相談員との面談の予定を

決めた。

今回ご相談頂いたのは稲葉なみさん(仮名・31才・会社員)という女性で

同棲している彼と穏便に別れたいというご相談だった。

稲葉さんはマッチングアプリで知り合った彼と意気投合して、

交際して1か月ほどで同棲を始めた。

同棲を始めたと言っても、稲葉さんの家に彼が転がり込んできただけである。

元々結婚願望が強かった稲葉さんは、この男性と結婚すると思っていたので

同棲は理想的な関係だったそうである。

しかし彼の行動に不信な点が出てきたのは、同棲を始めて2か月が経過した頃だった。

とにかく彼は束縛が強く、嫉妬深い。

会社の飲み会がある時は飲み会の店内の様子や一緒にいる人物の画像を送らなければならなかったり

その飲み会に男性がいる場合は、10分毎にLINEや電話が鳴った。

最初の内は愛されているから仕方がないと思っていたが、段々と重く感じるようになり

この事で口論することも多くなった。

そして先月、大きいケンカをした時に彼に別れ話をしたら、彼はじっと稲葉さんの顔を見つめた後に

マンション5階のベランダから飛び降りようとしたのである。

何とか止めたので大事には至らなかったが、その行動に迷いが感じられなかったので

稲葉さんは恐怖を感じたそうである。

それからは怒らせないように生活していたが、やはり不満は爆発してしまい

ケンカとなった。

強い口調で家から出ていくように言ったがニヤニヤしているだけだったので

余計恐怖を感じた稲葉さん。

普段は普通の会社員として働いている普通の男性だが、稲葉さんの職場付近で

偶然見かけたり、稲葉さんが退社したタイミングで「お疲れ様」とLINEが入ったりと

すべての行動が不気味に感じてしまった。

自分の力ではどうにもできないと感じ、別れさせ屋ミッションエージェントに

お問い合わせされたのである。

常に監視されているかも知れないので、問い合わせの電話は公衆電話。

面談している日はスマートフォンを会社に置いて、半休をとって来社されたのである。

調査や工作のご説明をさせて頂き、対象男性の情報をお預かりして着手することとなった。

担当員が選定されたが、こちらから連絡することができないので

稲葉さんから定期的に担当員にご連絡頂く流れとなった。

早速、彼の行動パターンを把握するための調査(事前調査)のスケジュールを

組むこととなった。

次回、別れ話を受け入れない彼と別れたい~別れさせ屋工作②へ続く。

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