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信じ過ぎてしまった代償~不倫関係を解消したい(6)

ますます金子氏と工作員KENさんの

関係は親密度を増していた。

これまで依頼者佐藤さんは、最低週3回は

金子氏の家に泊まらなければならなかった

ノルマが存在していた。

そのノルマはKENさんとの関係が深まるにつれて

徐々に強制力を失ってきたのである。

佐藤さんが金子氏の束縛から解き放たれつつある

状況である事を担当員やKENさんも理解し最終的な工作を

行なうべくミーティングを行なう事となる。

現在金子氏から佐藤さんに連絡が来る回数と、

工作員KENさんに連絡が来る比率は9:1という状況で、

その1割の連絡も事務的な感情のない連絡になっていた。

どういう状況が一番スムーズな別れ方なのかを

協議して、以下の案が出された。

1・佐藤さんと金子氏が一緒にパチンコをしている所に

KENさんが接触を行なう。

2・金子氏とKENさんが一緒にいる場面を

佐藤さんが目撃して問い詰める。

3・このままKENさんによる接触を続け、金子氏から佐藤さんに

別れを告げてもらうのを待つ。(もちろんKENさんが金子氏に対して

彼とは別れてほしいというアシスト付き)

1~3の案が出たが、金子氏の性格を知っている佐藤さん・KENさんの

意見は2番の彼女から佐藤さんに別れを告げてもらうという案であった。

元々、別れ話をすると佐藤さんの会社や家庭にバラすと脅迫されていた事もあり

彼女自身に別れる事・関係を解消する事を納得してもらわなければならない。

2番の工作方法となりKENさんの工作活動は続いていった。

週3回の佐藤さんのノルマが週2回になり、週1回になり

2週間に1回となっていった。

ミーティングを行なってから1ヶ月ほど経った頃

いつもより神妙な口調で金子氏から佐藤さんに連絡が入った。

「ちょっと話があるから、これから家に来て下さい。」

・・・連絡から1時間後、佐藤さんは金子氏の家に居た。

金子氏は泣きながら、「家庭に帰りたいのなら、もう帰ってよ!

陰気な顔で家に来られても迷惑だし・・。」と演技なのか本心なのか

わからない発言をしてくる。

佐藤さんもすぐに引き下がってしまうと不自然という事で

「他に好きな人でも出来たのか?」

「俺に悪いところがあるなら治すから・・。」などの

セリフを言って軽く食い下がると、金子氏は

「もう決めた事だから・・あなたの連絡先もさっき電話した後に

全部消したの」と言って携帯電話を見せられる。

内心ガッツポーズの佐藤さんだったが、

「そうか・・そこまで意思が堅いなら・・」と言って

金子氏の自宅の鍵を置いて、立ち去るのであった。

帰り道の佐藤さんは笑顔が溢れんばかりであったが

ぐっと堪えて待機している担当員の車に戻ってきた。

金子氏から佐藤さんに電話が入った2時間ほど前、

金子氏はKENさんと一緒に居た。

KENさんは「これから俺と関係を持って行きたいなら

周りにいる男性との関係は全部切ってほしい。」という

会話をしていたのであった。

金子氏はKENさんに信用されたくて、自分から

携帯電話を出して、KENさんに差し出す。

あとはこの人との関係が終わればKENさんだけだから

もう少し待ってほしい・・・などのやり取りをしていたのであった。

そのやり取りがあって、佐藤さんに連絡→別れ話という流れとなったのである。

別れ話をし終わった、金子氏はすぐにKENさんに連絡をしてくる。

さっきの彼とは決着をつけたから、もう安心してねというお話であった。

依頼者佐藤さんは現在家庭ではよきパパ、ご主人として

生活をされているそうです。

その後、KENさんは金子氏としばらく交際していたが

金子氏に違うターゲットが出来た様子なのでスムーズに

別れる事に成功している。

信じ過ぎてしまった代償~不倫関係を解消したい・・・(完)

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