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別れ話を受け入れてくれない彼女と別れたい④|別れさせ屋

工作員KAIさんと対象女性大石氏の関係が深くなるにつれて

大石氏が依頼人佐藤さんの家に行く頻度が少なくなっていった。

大石氏が佐藤さん宅にいる時も、携帯電話を肌身離さずに持ち、

常に着信を気にしている様子である。

そして佐藤さんと話していても、心ここにあらずという状態になっていった。

工作員KAIさんと大石氏は大石氏の母親を交えて週2回はカラオケスナックに

行っていた。

しかし大石氏はそれ以外の日にKAIさんを積極的に誘い2人で

食事に行ったり、飲みに行ったりした。

2人でのデートの帰り、KAIさんは大石氏に尾行されないように

注意しながら行動する。

遠くから調査員が見張っているので、これまで3回ほど大石氏が

KAIさんの尾行を失敗していることも把握していた。

そんな関係が1ヶ月ほど過ぎ、大石氏が週に1回しか佐藤さん宅に

来なくなった。

KAIさんと担当員は依頼人佐藤さんと打ち合わせを行い、最後の仕上げに

取り掛かることにした。

佐藤さんは、最近の彼女の様子を見るとKAIさんと大石氏が一緒にいる場面に

佐藤さんが接触を行えば、大石氏は別れに応じてくれるとお話しされたので

早速KAIさんと細かい部分の打ち合わせをしつつ、Xデーに備えて準備することに

なった。

そしてそのXデー当日・・・。

非番の大石氏は昼過ぎからKAIさんと銀座にデートに来ていた。

デパートでウインドウショッピングをしたり、映画を見たり、カラオケに行ったりして

楽しそうな大石氏の様子を見ることができる。

佐藤さんはカラオケから出てくる二人に接触することになっていた。

大石氏は佐藤さんに、今日は母親の体調が悪いので一日中看病する予定と

メールで伝えていた。

KAIさんと大石氏がカラオケに入って2時間が経過した頃

担当員の携帯電話にあと5分ほどで出ますとKAIさんから

メールが入った。

その事を担当員に聞いた佐藤さんは、待機場所にてスタンバイする。

表情は固く、緊張されている様子であった。

そして5分後にKAIさんの腕にしがみついた状態の大石氏が

カラオケ店から出てくる。

そこに買い物帰りの設定の佐藤さんが紙袋を持って、そこを通りかかる。

大石氏が佐藤さんを見つけた瞬間、顔を伏せるが佐藤さんが「あれっ?何やってんの?」と

迫真の演技で声をかける。

KAIさんは大石氏に「誰?知り合い?」と聞くと、大石氏は「ちょっと待ってて」と言って

佐藤さんの元に駆け足で向かい、「こんなところで何やってるの?」と押し殺した声で

話しかける。

佐藤さんは「そっちこそ何やってるんだよ。お母さんの看病してるんじゃないの?」と

少し大きめな声でやり返す。

KAIさんがそんな二人に近付き、「あの、何ですか?」と聞くと

大石氏は「ちょっと待ってて、少し話してからすぐ戻るから・・・。」と

明らかに慌てた様子で返答するが、佐藤さんが「この人誰だよ。」と

大きめの声で入ってくる。

大石氏は佐藤さんの腕を掴んで、少し離れた場所に移動する。

KAIさんは空気を読まないで再びゆっくりと二人に近付いていく。

佐藤さんは「これはどういうこと?」と大石氏はKAIさんが来る前に

早口で「あなたとの関係は終わったの、あなたも別れたがってたでしょ。

見ての通り、好きな人ができたからもう話しかけないで。」と開き直り気味の

トーンで話す。

佐藤さんは「あっそ、じゃあ俺の連絡先を消してくれよ。俺も消すから。

それでもう二度と連絡も取らないし、会わないことにしよう。」と言ったところで

KAIさんが到着する。

大石氏は「この人は元彼なの。お互いに携帯電話のメモリーを消そうって話を

していたところ・・・。ちょっと待っててね。」と意味のわからないことをKAIさんに話す。

佐藤さんと大石氏はお互いに携帯電話をだして、電話帳のメモリーや送受信履歴などを

その場で全て消したのであった。

「じゃあお幸せに。」と佐藤さんは大石氏とKAIさんに軽く会釈して

その場を離れるのであった。

大石氏は「もう私に付き纏わないでね。」と佐藤さんに聞こえないぐらいの小さな声で

捨て台詞を吐く。

そしてKAIさんに向き直り「怖かったぁ、あの人元彼なんだけど、なかなか別れ話に

納得してくれなくて困ってたの。KAIくんが一緒にいたからあの人もやっと諦めてくれたみたい。」

と嘘を並び立てる大石氏。

その場を離れた佐藤さんは、担当員が待機している車に戻ってくる。

少し興奮した様子の佐藤さんは「何とかうまくできました。本当に感謝しています。」

目を潤ませながら話してくれた。

実際にその日を境に大石氏から佐藤さんへの連絡は一切なくなった。

そして佐藤さんは離婚することになってしまった元奥さんとの関係を

再構築するために、誠心誠意謝罪して少しずつ距離を縮めていくのであった。

大石氏はKAiさんとの関係を運命と感じ、大石氏の母親も二人を応援しながら

その後も2ヶ月ほど交際を続けた。

しかし、大石氏の悪い癖である尾行をKAIさんに見つかり、その場で別れ話をして

関係を終了させたのであった。

それからKAiさんの携帯電話には非通知や公衆電話からの着信が多くなったが

それも時が経つにつれて無くなっていった。

別れ話を受け入れてくれない彼女と別れたい|別れさせ屋工作・・・終わり

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