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どうしてもヒステリックな彼女と別れたい|別れさせ屋工作③

依頼人高木さんはどうしても交際中の彼女と別れたいと思っていた。

一番の理由は時折見せるヒステリックな態度の印象が強く心に残り

女性として見ることができなくなったからである。

最初に彼女のヒステリックな態度に出会ったのは、二人で居酒屋に行った時の

事である。

二人共お酒が好きなので、デートの時は飲みに行くことが多かった。

最初の乾杯の後に、彼女が怪訝そうな表情で「あれっ」と言ったのである。

すぐに近くにいた店員を呼びつけ「このジョッキ、口紅ついてるんだけど。取り替えて」と

強い口調で言うのであった。

高木さんは「まあまあ」となだめたが、彼女は「気持ち悪いの持ってくるんじゃねえよ。」と

ブツブツ言い始めるのであった。

「もう店出るか?」と聞くと「は?なんで出んの?私たちは悪くないじゃん。もっと一緒に店員に

怒ってくれてもいいんじゃない?大体お金をもらって料理やお酒を提供しているプロなのに

あんな初歩的なミスで客の信頼を失うなんて有り得ない。」と不満が噴出したのである。

話している内容は正論なのだが、その発言をしている時の目付きや言い方に非常に刺があるのである。

それまでに彼女のそんな態度を見たことがなかったので、非常に驚いたことを覚えています。

でもあの時はそれで収まったから良かったけど、他のお店でも何かミスがあったり、店員の態度が

悪かったりすると、柔かだった表情が一変し烈火のごとく怒り出すのである。

最終的にはお店の責任者が来て謝罪しなければ収拾がつかないのである。

そんな彼女を見ていられなくて、その場に置いて帰ったこともあった・・・逆効果だった。

怒りの矛先は自分の方へ向き、前回お話したような物を投げたり、外で泣き喚いたりと手がつけられなくなる

のだった。

この時から完全に別れたいという気持ちが強くなる。

連絡が来ても無視したら、その日のうちに自宅に来て、ドアをどんどん叩きまくる。

その音を聞いた近所の人が警察を呼ぶ。

黙って引っ越そうかとも思ったが、自分の勤務先を知っているので、職場にあのテンションで

来られたら困る。

何度か納得してもらおうと話し合いもした。

彼女は自分が抑えられなくなる瞬間がある事を認めた。

その理由としてプロとしてお金をもらって仕事をしている人が、いい加減な事をしているのが

許せない、どうしても注意したくなってしまうとの事だった。

高木さんも「注意するのはいいけど、注意の仕方が問題だ、あの言い方はおかしいよ。

もう耐えられないから一緒にはいられないよ。」と言った瞬間にキッチンにあったフライパンが

飛んできた。

そして裸足で玄関を飛び出し「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣き叫ぶのである。

これは人格障害なのではと思った高木さんは、彼女をつれて心療内科を行くが

少し経過を見なければいけないが、特に問題はない。という診察結果だった。

いくつかの病院に行ったが、どの病院でも病気ではない、純粋にあなたを失いたくないという

気持ちが強いだけだという判断だった。

これは彼女に別れを納得してもらうための状況がなければ、解放されないと思い

ミッションエージェントに別れさせ屋工作をご依頼されたのである。

実際に事前調査を行った調査員に聞くと、家電量販店での彼女の接客は素晴らしく

他の店員とのコミュニケーションも円滑そうに見えたので、職業意識が強いという事は

わかっていた。

そしてその反動か帰路につくバスの中の久保氏は精根尽き果てたという感じで

ぐったりと携帯電話を操作している様子なのである。

これは強敵である。

担当員、調査員を集め工作方法の会議を行う事となった。

次回、どうしてもヒステリックな彼女と別れたい|別れさせ屋工作④へ・・・続く

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