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春の訪れ~出会い工作③

 今回宮本氏への接触を行う工作員はKENという男性工作員である。

KENさんは35才で、学生時代は山岳部に所属しており、国内はもちろん

世界の山々への登頂に挑戦した経験を持つスタッフである。

今回の接触ポイントは宮本氏が仕事終わりに通っているジムである。

予めKENさんは宮本氏が通うジムの会員になり、宮本氏が来ない

早い時間にジムに通い、インストラクターや他の会員さんとの関係を

構築していた。

そして接触当日、20時にKENさんはジムに入り、念入りにストレッチを行う。

20時12分過ぎに宮本氏がジムにやってくる。

宮本氏もヨガマットの上でストレッチをし始める。

KENさんはおもむろに「お兄さん、山が好きでしょ?」と声をかける。

「えっ?」と怪訝そうに聞き返す宮本氏。

「お兄さんが履いている靴下、それ山用だもん。俺も山登り歴が長いから

すぐわかったよ。」とKENさんが答えると、宮本氏は「なるほどです。お兄さんも山登り

好きなんですか?」と安心したような表情で聞き返してくる。

そこでお互いに自己紹介をして山談議に花が咲く。

その後、それぞれでランニングやマシントレーニングなどを行う。

しばらくして、KENさんから「良かったら今度飲みにでも行きましょう。」と

声を掛ける。

宮本氏も「いいですね。」と言って、お互いのLINEを交換することとなる。

そこでまた再開を約束して、しばらくLINEのやり取りを続ける。

やり取りの殆どが山の情報で、この季節はどの山がいい、あの山の山荘にあるカレーが

うまいなどの話で、内向的な宮本氏も喜んでいるようであった。

一方佐々木さんも、山の知識を得ようと独学ながら本を読んだり、近場の簡単な山に

登りに行ったりすることにお休みの時間を費やすようになった。

その後、KENさんと宮本氏は何度か一緒に登山に行くような関係になっていた。

山に関してはプロのKENさんは宮本氏をリードしながら、登山の楽しみをレクチャーする

先生のような立場になっていた。

そろそろ佐々木さんを接触させる頃合いとなったので、打ち合わせを実施する。

次回、春の訪れ~出会い工作④へ続く。

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