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友達関係からの脱却~出会い・お付き合い|出会い工作(4)

接触していた工作員MIKIOさんは悩んでいた・・。

うまく話はできた、その後の連絡のやり取りもスムーズに出来ている。

しかも今度飲みに行きましょうと誘われてもいる。

すごく順調な滑り出しに見えるが・・。

対象となる柴田さんと電話で話をする内に

MIKIOさんはある事実を掴んでいた。

依頼者である水野さんと会わなくなってからの

数年の間に柴田さんは結婚をし、現在離婚調停中だったのである。

離婚の理由は奥さんの浮気と浪費癖との事・・。

お子さんは居なかった様なのでスムーズに離婚に向けて

動き出すはずだった。

しかし 奥さんはなかなか離婚を承諾せず、調停も不調に

終わり、来月から法廷に争いの場を移すことになっていたのである。

離婚経験のあるMIKIOさんは自分の経験を話す事によって

柴田さんの信頼を深いものへと変えていった。

念のため調査員が柴田さんの結婚歴などを調査すると

書類上であるのかも知れないが、現在は既婚である裏が取れた。

その事実を速やかに担当員経由で水野さんに

伝えたのである。

一気にテンションが落ちてしまった水野さん。

結婚をしたのであれば、教えてくれれば良かったのに・・。

これまでの彼とのメールや電話のやり取りの中で

結婚をしていたという内容は一切触れられていない。

その報告をしてから水野さんと連絡が取れなくなってしまった。

工作員のMIKIOさんは柴田さんとのいい関係を続けながら

方向性が決まるまでの期間を過ごしていた。

担当員が辛抱強く水野さんにメールを送り続けて

2週間後、ようやく担当員の電話が鳴った・・水野さんからである。

「ご心配おかけしてスイマセンでした・・。彼に裏切られた感じがして・・

自分自身の整理がつかなくて・・」と泣いているのか、時折鼻をすするような

音が聞こえる。

「でも、離婚に向けて彼が動き出しているのであれば・・・

その離婚が正式に決まった後なら、私にもチャンスがあるはずですよね?

そう考えるようにします・・。」

MIKIOさんの進むべき方向性は決まった。

柴田さんが離婚をスムーズに進めるべくアドバイスをし続け

それとなく水野さんに対しての気持ちを聞きだしていくのである。

優先順位はまず柴田さんの離婚である。

柴田さん側の弁護士さんの展望として明らかに

非があるのは奥さん側である為、いかに奥さん側が

離婚を拒否しても、そんなに難しい裁判にはならないであろうとの事であった。

・・・・・それから4ヵ月後・・・・・・

ようやく柴田さんの離婚が成立。

これからが、やっと本番である・・。

色々とアドバイスをしていたMIKIOさんに

兄的な気持ちが芽生えていた柴田さん。

非常に良い関係性を築いていたのであった。

次回、友達関係からの脱却~出会い・お付き合い(5)へ続く・・。

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