ホーム/探偵のお仕事BLOG/別れさせ屋工作事例:別れさせたい/バツイチ同士のお付き合い・男性工作員投入|別れさせ屋④
探偵のお仕事ブログ

バツイチ同士のお付き合い・男性工作員投入|別れさせ屋④

工作員チエさんと女性対象者坂井氏との関係は

週2日ほど、仕事終わりに会うという状況だった。

会うたびに過去の漫画についての話をしたり

最近の恋愛事情を話したりするようになった。

現在彼氏はいるが、携帯ゲームで知り合った男性なので

本気の恋愛をする事はできないという話も聞くことができた。

坂井氏は過去に離婚歴があり、子供(中学1年生)も一人いたが

自分は親権を放棄して、元夫と一緒に生活をしているらしい。

子供とは、もっと頻繁に会いたいが元夫が許してくれず

半年に1回ほどしか会えないらしい。

その寂しさを紛らわせるためというのがきっかけとなり、

マンガ喫茶に行ったり、携帯ゲームで知り合った人と遊びに行ったりしている

との事だった。

しかし、それもその場凌ぎの事でしかなく、虚しい気持ちが癒える事は

なかった。

でも話が合うチエさんと出会い、今はとても楽しいと笑顔で話す

坂井氏が印象的だった。

チエさんは元漫画家という事もあり、坂井氏と一緒にカラオケに行った時は

坂井氏が歌っているところをスケッチして、坂井氏にプレゼントするという

ことをしてあげた。

坂井氏はすごくその絵を喜び、自宅に額装して飾っているとの事だった。

実際にチエさんが坂井氏の家に遊びに行った時に、チエさんが描いた絵が

飾ってあったのを確認している。

ある飲み会の時、チエさんが「あなたも幸せにならないとダメよ。いつまでも

下を向きながら生活していても、何も状況は変わらないわよ。」と坂井氏に

説教したことがあった。

チエさんにハマっていた坂井氏は素直にその意見を聞き、「どうすれば

幸せになれるのかな・・。」とチエさんに聞いてきたので、「今度漫画化時代の

友達男性を二人連れてくるから、とにかく一緒に飲もうよ。趣味や価値観が合えば

二人で会ってみればいいじゃない。」とチエさんが言うと、「楽しそぉ。」と

坂井氏は乗り気だった。

早速担当員は坂井氏に合いそうな男性工作員を2名ピックアップした。

コウタさん(44才・元アニメイター)とセイイチさん(47才・元声優)の二人の

男性工作員である。

そして飲み会当日・・。

4にんは某個室居酒屋に集まっていた。

4人とも年代が近いせいか、過去の漫画やアニメ作品についての

知識が深く、坂井氏も楽しそうに話に加わることができた。

その飲み会の最中、坂井氏は「セイイチさんがタイプかも・・!」という

LINEをチエさんに送ってきていたので、席替えをした際に

坂井氏とセイイチさん、チエさんとコウタさんのペアになって座った。

居酒屋には3時間ほど滞在し、その後2次会としてカラオケにいった4人は

朝5時まで歌い続けたのだった。

セイイチさんは元声優なので、声色を変えながら昔のアニメソングを

熱唱した。

その歌を坂井氏がうっとりと聞き、次にセイイチさんに歌ってほしい曲を

坂井氏が選曲するという状況が朝まで続いたのである。

カラオケ店を出た坂井氏とセイイチさんは連絡先の交換を行い

再会を約束したのである。

その週の週末、普段の坂井氏だったら対象男性である永井氏と

一緒に過ごす事が多かったが、セイイチさんと連絡を頻繁に取り合い

週末もセイイチさんと過ごすようになっていった。

坂井氏とチエさんは変わらず平日は週2日ほど会い、お酒を飲んだり

カフェに行ったりという関係を続けていた。

坂井氏はチエさんに「セイイチさんと会わせてくれてありがとう。」と

会うたびに感謝された。

セイイチさんとは週末の2日間一緒に過ごすようになり、

元々付き合っていた携帯ゲームで知り合った彼とは疎遠になってきている

との事だった。

そんな坂井氏の態度にイライラした永井氏と口論になることも

多くなっていた。

この状況に比例するように、永井氏は依頼人木村さんに「飲みに行こうか?」とか

「週末にドライブに行こうか?」などと誘ってくるようになっていった。

依頼人木村さんは担当員から報告を受けて経緯を知っているので

永井氏の手のひらを返したような態度に笑うしかなかった。

でも、私の顔色を伺っているという状況は悪くないと思えるようになっていった。

木村さん自身もどうすればいいのかという事に悩まれていた。

彼と関係を戻すべきなのか、それとも自分にアプローチをされたところを

バッサリと断るべきなのかという2択の悩みである。

木村さんのお悩みを受けて担当員と何度か打ち合わせを行う事となった。

木村さんの本心は彼と元の関係に戻りたい、でもすぐに許してしまうのは

癪に障るという状況である。

その為、永井氏が木村さんの顔色を伺っている状況が心地いいという

心境なのだと言える。

であれば、あまり彼を雑に扱い続けることは今後の事を考えると良くないと

言える。

担当員は木村さんに、もっと大人の対応をするべきだと伝えた。

癪に障る心情は察するが、それを続けることによって取り返しがつかない事になってしまったら

元も子もないのである。

そして付き合うか、断るかという2択にこだわり過ぎずに、まず一緒に食事に行ったり

お酒を飲みながら、彼を観察する。

そして観察の結果、お付き合いを再開するに値すると思われたら、再開するという

第3の選択肢を提案したのだった。

そろそろ別れさせ屋工作の仕上げに入る頃合となった。

次回、バツイチ同士のお付き合い|別れさせ屋工作⑤へ・・続く。

<<    >>
トップへ戻る