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元妻と新しい彼を別れさせたい~復縁の為の別れさせ屋工作⑤

依頼人木村さんは仕事人間だった。

家庭を顧みずに仕事優先の日々を送り、離婚してからようやく家族の大切さに気が付いたのである。

元奥さんとの関係は現在の彼氏である大田氏が現れるまでは、良好だったのである。

別れさせることができた段階で成功報酬を頂くご契約ではあったが、大田氏と元奥さんは

勤務先が同じであるため、元奥さんが大田氏に嫌悪感を抱かせるような結末を演出しなければ

工作員が消えた後に元に戻ってしまう懸念がある。

そう考えた担当員は依頼人である木村さんと打ち合わせを行い、大田氏と工作員ミカさんが

一緒にいる場面にご家族皆さんで遭遇してしまう流れにすることに決定した。

そして運命の日・・・。

大田氏は定時に退社して、工作員ミカさんとの待ち合わせ場所に向かっていた。

そして依頼人木村さんも仕事を終えた元奥さんとお子さんたちを連れて

食事に行くことになっていた。

大田氏と工作員ミカさん、木村さん一家それぞれ楽しく食事を終えた。

木村さん一家は近くにあるカラオケ店へ向かう。

大田氏と工作員ミカさんは既にカラオケ店に入って盛り上がっていた。

担当員より大田氏がいる部屋番号は木村さんに伝えられている。

木村さん一家が入室したのは大田氏とミカさんの部屋の斜め前の部屋であった。

もちろん工作員ミカさんにも木村さん一家の部屋番号は伝えられた。

大田氏はお酒に酔ったのか酔ったふりなのか上機嫌にミカさんとくっつきながら

あまりうまくないカラオケを歌っている。

木村さん一家もお子さんたちを中心に楽しくカラオケを楽しんでいた。

木村さんの元奥さんがお子さんたちの飲み物を注文しようと部屋内にある

電話を耳に当てるが、お子さんたちの声が大きいため部屋の外に顔だけ出して

注文をし始めた。

「コーラとウーロン茶と・・。」

と注文したところで斜め前の部屋から大田氏が酔った感じで知らない女性に

支えられながら出てきて、トイレに向かうところを見てしまった。

注文を終えて、部屋に顔を戻した元奥さんはドアの外を気にしながら

ソワソワとしていた。

「ママどうしたの~?」とお子さんたちに言われたので

「ちょっとトイレに行ってくるね。」とぎこちない笑いを浮かべながら

部屋を出る元奥さん。

そこにヘラヘラ顔の大田氏がトイレから出てくるが元奥さんを見つけて

急に顔を伏せだす。

トイレの外で待っていたミカさんは「どうしたの?気持ち悪いの?」と

シレっと心配するような問いかけをする。

元奥さんは意を決したのか、「ちょっと大田さん。」と声をかけてくる。

大田氏はビクッとなったが「あれ智恵ちゃん・・どうしたのこんなところで・・。」

と小さい声で返事してくる。

「今日は元旦那と子供たちが会う日だから私も一緒に食事しに行くって言ったよね?

大田さんこそ、今日は親御さんの体調が悪いから定時に帰ったんじゃないの?」と

大田氏に詰め寄る木村さんの元奥さん。

ここでミカさんが「さっきから感じ悪いけど、誰この女?」と大田氏に聞くと

「えっ?・・・会社の・・同僚だよ・・。」

大田氏がミカさんを選んだ瞬間だった。

元奥さんは「あっそ、最低だね。お幸せに。」と言い捨ててトイレに入っていった。

大田氏は茫然としていたが、ミカさんに促されてカラオケの自室に戻った。

元奥さんもトイレから出て自室に戻る。

戻った瞬間「今日は飲もう!」とやけくそ気味になる元奥さん。

楽しい時間は過ぎていった。

そして酔っぱらった元奥さんと歌いつかれたお子さんたちを家に

送り届けた木村さんが家を出ようとした時、

「さっきのカラオケに・・彼がいたんだよね・・しかも女と一緒にいてさ。」

木村さんは「そっか・・。」と言いながら再び靴を脱ぎ、家の中に入って

冷蔵庫からビールを出して奥さんに手渡した。

自分用にもビールを取り出して「もう少し飲もうか?」と聞くと

奥さんは黙って頷く。

一方、大田氏はカラオケの自室に戻ったあと落ち着かなくなり、

すぐにお会計をしてカラオケ店を出た。

そしてちょっと会社に忘れ物をしたからと言って、ミカさんと店前で

別れる。

大田氏は木村さんの元奥さんに、

「さっきはご免なさい。」

「勘違いしないで欲しい。」

「会って話そう。」などのLINEを送ったが

「もう二度と連絡しないでください。これ以上するなら警察に相談します。」

というメッセージが元奥さんから届いたの見て、送信を止めるのだった。

それでも翌日勤務先で二人は顔を合わせたので、大田氏が元奥さんに

近寄ろうとしたが、冷たく「近寄らないで下さい。」と言われたので

諦めるしかなかった。

そしてこの日で元奥さんはこの会社を退職したのである。

これは昨晩木村さんが「こんなタイミングで何だけど、ゆっくりでいいから、もう少し会う日を

増やしてもいいかな?」と聞いたところ、奥さんは「子供たちも喜んでいたし・・。いいんじゃない?」

と返してくる。

「君はうれしくない・・よね。」と聞くと、「ゆっくりでいいんでしょ?あなたがどう変わったのか

ゆっくり見てみるね。一緒に住みながらね。あの会社も辞めよっと。」と吹っ切れたように

笑顔で答えたのを受けての行動だった。

この工作が終わり、半年ほどが経過したころに木村さんご夫婦は再度入籍された。

いまもお子さんたちと幸せに過ごされているとの事です。

元妻と新しい彼を別れさせたい~復縁の為の別れさせ屋工作・・終わり。

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