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絶対に別れさせたい・・突然別れを切り出す彼(2)|別れさせ屋

さてさて接触を行ないます。

今回の接触ポイントは会社から自宅へ向かう

電車の車内と決定。

対象女性「小林氏」の趣味嗜好が不明な為

まずは女性工作員REIさんを接触させる事になる。

女性工作員 REIさん情報

身長171cm 体重50㎏(自称) 26才

モデルのようなスタイルを武器に男性女性対象者の

気を引く事に長けた工作員である。

顔はアメリカ人父を持つハーフの為、堀の深い端正な顔立ち。

趣味はネールとサーフィンである。

対象者がいつものように派手ないでたちで

会社を出て、最寄り駅より電車に乗り込む・・

出入り口付近の手すりに身を預けながら

ボンヤリと窓の外を見ている。

時折携帯電話を出してメールの返信などもしている。

次の停車駅でREIさんが乗車、車内にいる乗客は

REIさんのモデル風なキラキラした雰囲気に

ハッと息を飲む。

近くにいた男性会社員はチラチラと見ている。

携帯に目を落としていた対象女性「小林氏」が

一度顔を上げてREIさんの顔をチラッと見た後に

再び携帯に目を落とし、すぐREIさんの顔を見直す。

いわゆる二度見・・。

REIさんは小林氏の近くの手すりに陣取り

トビラ上にある路線図を見る格好をする。

5分ほどその状態が続き、REIさんが小林氏に

「この電車は○○駅に止まりますか?」と外国人訛り風に話しかける。

小林氏は受付嬢らしく滑舌の良い口調で応対してくれる。

「はい止まりますよ、私もその駅まで行きますので

着いたらお教えしますね、でも日本語お上手ですねぇ

どちらからいらっしゃったんですか?」

「アメーリカです。」等とその後、○○駅に到着するまで

会話が途切れることなく続く。

小林氏は高校生時代にアメリカに留学経験があるらしく

英語も堪能であるらしい、事実会話の途中から英語での会話中心となって

きていた。

長期出張でアメリカから来ているけど全然日本の事がわからないという事を

小林氏に話すと何かあったらいつでも連絡をして下さいと

小林氏はアドレスと携帯番号を書いたメモをREIさんに渡す。

さすがである・・・REIさんは10才の時まではアメリカで生活を

送っていたものの、その後家族で来日して、東京の下町での生活を

送っている・・・三社祭が大好きな江戸っ子なのである。

久しぶりに英語を話して緊張しちゃったとボヤくREIさんであった。

その後、メールや電話でのやり取りを続けて

一緒に食事やショッピングなどをする仲にまで発展していく。

REIさんは今度日本の取引先と食事会があるけど

あまり日本語が得意じゃないから通訳代わりで一緒に来てくれないかと

小林氏に頼むと快く応じてくれる。

この食事会で男性工作員を紹介していく流れと

なっているのである。

次回、絶対に別れさせたい・・突然別れを切り出す彼(3)に続く・・・。

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