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彼を返して!・・・元婚約者と新彼女を別れさせたい|別れさせ屋(4)

MITURUさんYUTAKAさんコンビと

対象女性である宮崎里佳と同僚女性との

メール、電話での連絡は頻度を増していた。

最近は宮崎氏と彼が会う頻度も徐々にではあるが

減ってきている様子である。

宮崎氏は工作員MITURUさんに

彼氏はいますと初期の段階でハッキリと伝えている。

しかし連絡を取り始めて1週間が経つ頃には

彼氏とうまくいっていない、思いっきり飲みに行きたいよ・・。

という内容へと変化しているのであった。

最初の接触からちょうど10日後・・・

満を持して飲み会が催された。

改めてお互いの自己紹介から始まるが

既に相当なコンタクトを取っている4名は

すぐにいい雰囲気になっていく。

接触当初から宮崎氏はMITURUさん

同僚女性はYUTAKAさんという図式が成り立っていた。

意気投合した4名は既にペアーとなって

話し込んでいる。

MITURUさんは最初のイメージどおり誠実さを

武器に接触を行ない、彼との関係がうまく行っていない状況を

懇々と愚痴る彼女の聞き役に徹するのであった。

スタートは4人であったがスタートから2時間足らずで

同僚女性とお笑い工作員YUTAKAさんは、その場から

消えていた。

騒がしかったテーブルには宮崎氏とMITURUさんが

静かに話している。

既に相当な量のお酒を飲んでいる彼女とMITURUさん・・

全く変らないMITURUさんとは対照的に、彼女はMITURUさんに

ぐったりともたれ掛かっている。

MITURUさんは店員さんにタクシーを呼ぶように伝える・・。

5分後に居酒屋前にタクシーが到着。

MITURUさんと宮崎氏はタクシーに乗り込む。

お家はどこ?送っていくよ・・とやさしく囁くMITURUさん。

宮崎氏は意外・・という表情を見せながらタクシーの

運転手さんに行き先を伝える。

宮崎氏はべったりとMITURUさんにもたれ掛かったまま

安心した表情で寝てしまう。

なぜ宮崎氏が意外そうな表情をしたかというと

これまで接してきた男性は私が酔っ払うと必ず

関係を持とうとしてきた・・にも拘らずMITURUさんは

最後まで紳士的に振舞ってきたのである。(後日談)

彼女の自宅前にタクシーが到着して、MITURUさんは

宮崎氏を起こす。

「里佳ちゃん、お家に着いたよ。」

「・・・んんんん、はい・・。」

MITURUさんは一旦タクシーの料金を支払い

宮崎氏の肩を抱えながら、実家である彼女の家のチャイムを

鳴らす。

応対に出た彼女の母親に「はじめましてMITURUと申します、

里佳さん、すごく酔っ払ってしまったので送ってきました。」とハキハキした声で伝えると

母親は「これっ里佳、ちゃんとお礼を言いなさい・・こんなに飲んじゃって。

MITURUさん、よかったら上がって行って下さい。汚いところですけど・・。」

「いえいえ、今日はもう遅いですから、また改めてお伺いします。」

辞去するMITURUさん。

待たせてあったタクシーに乗り、その場をあとにするのであった。

帰りのタクシーの中で宮崎氏にメールを打つMITURUさん。

(今日は楽しかったよ、ありがとう・・今度は酔っ払ってない時に

会おうね!ちなみに今度の土曜日は空いてますか?)

・・約10分後、宮崎氏から返信が届く。

(こんなに話しやすい、安心できる人に会ったのは初めてです。

さっきもお母さんにあの素敵な人、誰なの?彼氏なの?と

しつこく聞かれちゃいました・・今度の土曜日もちろんOKです。

本当に本当に今日はありがとうございました。

おやすみなさい)という内容のメールであった。

本来、工作員の目指すべき所は今回のMITURUさんのように

彼女を落としきってしまい、彼女から相手に別れを告げてもらうという所に

ある。

浮気をさせて、その事実を彼にバラす工作よりも格段に

元の鞘に収まりづらくなるからである。

今回のMITURUさんの接し方は工作方法の見本と言うべき

流れであった。

次の接触が彼女を落とすキーポイントになるであろう。

次回、彼を返して!・・・元婚約者と新彼女を別れさせたい(5)・・へ続く。

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